やっと、工具、材料、まとまった時間が取れたことから、DAIGO Jet-ace用のミニシャープペンシルを作成した。
Jet-ace に差し込めるシャープペンシルとしては、ゼブラのP-TS-3があるのだが、若干長めで、先端が手帳からはみ出てしまう。そのため、できるだけぴったりの長さになるように、OHTO の APS-280ES をカットオフすることで、対応した。 (注意) 本内容は、改造を奨励する訳ではありません。 オート株式会社の製品は、とても素晴しい製品であり、本内容は、製品そのもの否定するものではありません。 改造内容について、手帳のダイゴー株式会社ならびにオート株式会社へのお問い合わせは、おやめください。 DAIGO Jet-aceと付属の手帳用鉛筆、カットオフ前のOHTO APS-280ES、そして isu氏作成のミニミニシャープペンシル ![]() まずは、ノック部分を外し、尾部の金属パーツをまわしながら引き抜きます。 ![]() チューブカッターで、中心部のパイプを切らないようにカットオフします。カットする位置は"JAPAN"の"N"の尾側です。 チューブカッターがない場合は、カッターでまわしながらカットします。 ![]() 先ほど外した金属パーツがはめられるように、尾部から5mm程度の幅を削ります。 少しずつ削っては、パーツがはまるか確かめながら作業します。 ![]() 中心部のパイプを3mm残してカットします。この3mmは、ノックによる沈み長になります。 3mmより短くなるとノックで芯が出にくくなりますので、カットしすぎないように注意が必要です。 ![]() 通常のミニシャープペンシルであれば、ここで金属パーツをはめ、ノック部分を戻して完成となりますが、手帳用とするため、もう一工夫します。 手帳の中にシャープペンシルが沈み込まないようにするストッパーを作成します。 ノック部分の消しゴムを外して、そこにはまるものを用意します。 内径4mmにぴったりはまるものがあれば良いのですが、今回は手近にあったダルマプッシュピンを加工します。使用するのは、ダルマプッシュピンの押す側になります。 ![]() 糸鋸などで、半分にカットします。その際、プッシュピンの先端に注意して作業します。 ![]() カットしただけでははまらなかったので、軸の部分をヤスリで削ります。 ![]() しおりひもを用意します。今回は、先に作ったストッパーと一緒に、接着剤で固定する方法を採ります。 ![]() しばらく接着剤が固まるまで待ちます。 ![]() 手帳に差し込んで完成です。 ![]() 本改造は、下記の本を参考にしました。 螢窓社 port-mine vol.2 http://keisosha.com この場をお借りして、感謝申し上げます。
by qprc
| 2012-12-22 21:15
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